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静岡才能人を更新しました。(11/11)

和アートを通じて、共に感じ共に喜びあえる心を大切にしたいですね。

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トップページ > 静岡才能人 > 和(NAGOMI)アートインストラクター“北島多江子さん”

‐まずお聞きしたいのですが、和(NAGOMI)アートとは、どんなものですか?

写真:北島多江子さんパステルを使って絵を描くんですけど、こうじゃなきゃいけないという決まりや枠は無くて、完璧を求めず、心のままに惹かれる色を選んで自由に重ねてもらうことで自分と向き合うことができるものです。
ただ、最初のうちは利き手ではない方で描いて頂きますね。利き手だと「上手く描こう」とする意志が働くので、そうではなくじっくり深く描いて頂きます。指の腹で描くとさらに気持ちが入りますし、指のリハビリにもなるんですよ。

‐文字通り和むんですね。カラーセラピーみたいな感じですか?

写真:パステル和(NAGOMI)アート受講風景そうですね。描きながら、気持ちを表現していくことで「こうでなきゃいけない」とか「これでいいんだろうか」という枠を外して頂きます。
心の変化と共に、色合いや作風がどんどん変化していくことで、自分の心の中にある答えを見つけてもらったり、心の荷物を降ろしてもらったりして…最後に作品を通して、ご自分の気持ちを受け止めあう事を大切にしています

‐誰にでも出来るのですか?

2歳くらいのお子さんからご年配の方まで、どなたにも楽しんで頂けるアートです。
例えば、ご年配の方が季節や自然を描いていく事で、心が外へ広がって、思い出の場所や風景を訪れる楽しさに繋がれば嬉しいですね。呼んで頂けるなら、今後はデイサービスなどでもやりたいと思っています。

‐何か描くコツはありますか?

写真:パステル和(NAGOMI)アート受講風景五感と直感を大事にして頂きたいですね。
その人その人の今の自分の気持ちを大事にして描いてもらう「心の記録」みたいなものですから。
技術的なことは多少あっても、やはり気持ちが大事です。でも不思議と、私自身の場合ですが、自分のためだけ、自我だけで描こうとするとなかなかパワーが出ません。誰かを想って描く、見てくれる人のことを想って描くと描けるんですよ。


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